記録

1994 東京 一人暮らし

甘味と春の終わり

あまくて美味しいゴールドキウイ。

お風呂上がりの母が、無言で持ってきてくれたものだ。

今年のキウイは例年より特別美味しい気がする。

果汁がじゅわー、大きくて柔らかく痺れるほど甘い。


布団で雑誌を読みながら、気温がちょうど良かったので窓を開けていた。

夜風がひんやりと心地よく、ふとキウイの甘い匂いも運んできた。


明日からは仕事だ。そろそろ切羽詰まってきたな、週末は大変だ。