記録

1994 東京 一人暮らし

生きることを実感したい

時々、日々にマンネリしてしまう。

 

めんどくさい。めんどくさい。めんどくさい

 

生きるのがめんどくさい 飽きた 疲れた

もうこれ以上、がんばれない

 

時には (日常の織り混ざった)非日常体験をしたくなる。

 

夜に遊んでいていると視界に入る夜景とか、知らない景色と、よく見ると同じ空。

 

知らない街の夜はとてもソワソワ、ワクワクするので、良いよなあ。友達の地元に泊まった時のは、本当に気持ちいい夜風だったなあ。

 

東京駅で夜行バスがくるまで、八重洲北口で潰した時間と、コンタクトがかわいて見えづらくなった視界と、少し離れた所の柱の影でいちゃつくカップルと、馬鹿高い物価と、人の多さが原因の慣れないようなにおい。

 

終電で帰るときの、日付の境目に近い時間帯のゆるみきった空気の鈍行列車。

 

夜行バスに乗ってちらちら覗く窓の外の知らない景色。高速道路なんてまず乗らないから、そこからもう新鮮。

 

友達と遊びで泊まったラブホ。でかいジャグジーバスに、二人用のベッドに無理やり三人で寝て、真ん中であせびっちょりになってた夜。湯船にローションをたくさん入れたとカミングアウトしたのは数週間後だった。いたずら楽しい。