記録

1994 東京 一人暮らし

大人の階段登る

七夕の夜が終わると、わたしの誕生日だ。

 

何かを切り捨てて、

新しいものに手を伸ばして生きている。

大切なものはずっとずっと抱えながら、

不確かに生きている。

 

健康診断で血圧が50 - 80だったのを聞いて

祖父が「死んでるのか生きてるのか」

と大笑いしていた。

 

ほんとうだ、ちゃんと生を謳歌しなければ。

 

波もあるし、無計画なので、

想像できないくらい

突拍子も無いことをして、失敗もするし、

新しい方向へ転がってもゆく。

 

 

そんな今までの日々は長かったのか、

短かったか 良かったのか悪かったのか

今の自分がその答えだな〜

 

「いつまでも歳下でいたい」

という甘えたい気持ちがすごくあって、

歳下から目を背けたくなる時もある。

どんどん歳下は増えて、

歳上は死んで行く世の中がつらい。

学生なんてあっという間だった。

戻りたいのに戻れない。

 

だけど、ちゃんといまを生きなきゃ

そのうち死ぬなあ。

 

 

いつまでも下手なギターと

下手な歌をやっているのか、

みぢかいスカートを履くのか、

ツイッターやってるのか、

とかも少し後ろめたい気持ちは

あるのだけれど、、、

 

もっと、人との関わりとか、

経験値とか、冷静さとか、

考え方の柔軟さとか、言葉選びとか、

大人としての我慢のきく感じとか、

社会にいつまでも反抗してないで、

おとなしく涼しい顔してルールを守れるとか。

 

なんていうんだろうな〜〜内面の大人具合だよなあ。大事なこと、

わたしの未来の理想像に

少しでも近づけるように。

 

いつまでも下手なギターと歌と、

短いスカートは改善しなくちゃ。

上手くなるし、いつまでも

短いスカート履けるスタイル維持。

 

遊ぶ時は思いっきり

子どもに戻ったっていいよね。

 

 

(先生をやってて思うこと)

 

やりたいと思ったこととか、

自分の気持ちを我慢しすぎると、

歳を重ねてから大人げない形で

爆発しちゃうかもしれない。

 

だからいま沸々と湧き上がってくる

「やりたい」をひとつひとつ

消化していくこと。

大事だとおもいます!うむ

生きることを実感したい

時々、日々にマンネリしてしまう。

 

めんどくさい。めんどくさい。めんどくさい

 

生きるのがめんどくさい 飽きた 疲れた

もうこれ以上、がんばれない

 

時には (日常の織り混ざった)非日常体験をしたくなる。

 

夜に遊んでいていると視界に入る夜景とか、知らない景色と、よく見ると同じ空。

 

知らない街の夜はとてもソワソワ、ワクワクするので、良いよなあ。友達の地元に泊まった時のは、本当に気持ちいい夜風だったなあ。

 

東京駅で夜行バスがくるまで、八重洲北口で潰した時間と、コンタクトがかわいて見えづらくなった視界と、少し離れた所の柱の影でいちゃつくカップルと、馬鹿高い物価と、人の多さが原因の慣れないようなにおい。

 

終電で帰るときの、日付の境目に近い時間帯のゆるみきった空気の鈍行列車。

 

夜行バスに乗ってちらちら覗く窓の外の知らない景色。高速道路なんてまず乗らないから、そこからもう新鮮。

 

友達と遊びで泊まったラブホ。でかいジャグジーバスに、二人用のベッドに無理やり三人で寝て、真ん中であせびっちょりになってた夜。湯船にローションをたくさん入れたとカミングアウトしたのは数週間後だった。いたずら楽しい。

 

 

 

ご機嫌と不機嫌

二十歳を過ぎてから強く思うこと。

自分には波があってご機嫌と不機嫌の間をゆらゆらと不規則な曲線を描いて彷徨っている。

 

何度かそれの波を経験し、これは仕方ないことなのだな、と思ってはいたけれど「いや違う。このままじゃ人生においての幸せと不幸せの比率を死に際に後悔する」

と思った。(セコい性格が垣間見えてしまうのがお恥ずかしい話だ。)

 

なので、最近はできるだけご機嫌で幸せな時間を伸ばすことを意識し始めた。

 

大切なのは、どれだけご機嫌な自分をキープできるかだ。具体的にどうすれば良いかなんて、人それぞれなのだが、意識すると不思議とご機嫌な期間が長くなってくる。

 

例えばわたしは、不機嫌の波が終わると心がぱーっと明るくなり、深呼吸をしたくなる。新しいことを始めたり、ご機嫌になるとやること(自分を磨く、部屋を片付ける、丁寧な暮らしをしようとする)をし始める。そして終始ご機嫌。今が楽しくなる。

 

ご機嫌なら余裕も生まれるので、この手間は割と容易く出来るはずだ。手間というのは、意識することと、実践することの二つだ。そこから思わぬ拍車がかかる時もある。チャンスがたくさんきらめいている時間を送れる。

こんな風にわけのわからない小論文口調のブログも投稿してしまう。

 

不機嫌な時の話だが、ストレスがかかると嫌なことをたくさん考えてしまう。それは自然なことだし、ずーっとご機嫌なんて、ロボットじゃあるまいし。不機嫌な態度をとることで、少しでもストレスを排出できているかもしれないので、良しとする。それにわたしは根暗でネガティヴなので、これはわたしが生きるためのルーティンなのだと思って無理はしていない。

 

自ら不機嫌から這い上がろうとするのは苦しい。じっと、またはぐったりとしながらご機嫌の波が来るのを辛抱強く待つ。そしてご機嫌の波に乗れたときは、自分は今ご機嫌だということを感じて過ごす。最初は具体的に何かするわけでもなく、意識することが大切だ。自然とモチベーションが上がり、気づけば部屋が整い、身なりも整い、仕事も楽しめるし、体力だって余裕ができる。気がする。

 

なんだか理にかなわない、不思議な話だ。でもそうなんだ、誰かにこれを伝えたくて。

 

ちょっとだけ自分のご機嫌を取って、運命をいじってみてはどうだろうか。

 

 

 

7/1の夢

東京で右耳が取れた夢をみた。いたくも痒くもなかったけれど、スーパーの試食コーナーのようなところで、おばちゃんに耳を渡すと、よくわからないとろとろを塗りつけて耳を張り付けてくれた。

その耳を気にしながら歩いてると、ビルの上にむき出しになったジェットコースターがあった。それを見上げただけでちびりそうになった。黄色いレールが溢れそうな形に歪んでいて、赤い乗り物が恐ろしいスピードでそれに沿っていた。無理だ、死んでも乗らない。


とりあえずどこか買い物のできるビルに行った。中にはお土産やさん。上の階では成人式をやっていたり、20Fはある様子だった。


わたしは成人式に出席することになった。普通に私服だったが、周りの人も私服だった。

成人式の人は、エスカレーターか階段で上へ行くようだった。エスカレーターで登り、そのまま式場まで一歩も動かなくてもエスカレーターが移動させてくれた。隣の人が小さめのギターケースを持っていると思ってチラチラ見ていたら、中には鍵盤ハーモニカが入っていた。

始まったのか終わったのかわからない会場を抜け出すと、緩やかなのにめちゃめちゃ滑る坂と、壁中リストカットされたような傷跡のなんだか不安な場所に来た。怯えながらもその坂を下り切ったが、なんだか悲しい気持ちになった。



7/1の夢

東京で右耳が取れた夢をみた。いたくも痒くもなかったけれど、スーパーの試食コーナーのようなところで、おばちゃんに耳を渡すと、よくわからないとろとろを塗りつけて耳を張り付けてくれた。

その耳を気にしながら歩いてると、ビルの上にむき出しになったジェットコースターがあった。それを見上げただけでちびりそうになった。黄色いレールが溢れそうな形に歪んでいて、赤い乗り物が恐ろしいスピードでそれに沿っていた。無理だ、死んでも乗らない。


とりあえずどこか買い物のできるビルに行った。中にはお土産やさん。上の階では成人式をやっていたり、20Fはある様子だった。


わたしは成人式に出席することになった。普通に私服だったが、周りの人も私服だった。

成人式の人は、エスカレーターか階段で上へ行くようだった。エスカレーターで登り、そのまま式場まで一歩も動かなくてもエスカレーターが移動させてくれた。隣の人が小さめのギターケースを持っていると思ってチラチラ見ていたら、中には鍵盤ハーモニカが入っていた。



つらい1ヶ月が幕を閉じた。


いろんなことを言われて、「辞めよう」「むかつく」と嫌な言葉を何度も心の中で繰り返してしまったし、身体がどんどんおかしくなっていった。


そんなことを頑張る必要があるのか?

絶対にないと思う。だから次の仕事に響かない程度に、3年目の今年で辞めようと思っている。次のこともふわふわ悩んでいるけれど、今年中には決めなくちゃならないなあ


とりあえずお疲れ様自分!!!


キッチン/吉本ばなな を呼んだ

吉本ばななさんの文章はやさしくて読みやすいし、小さい頃からの感性を大事にしているような描写が好きだ。
図書館のコーナーで何を借りるか迷ったときには、吉本ばななのところへ行く。
しゃがんで吟味して 今回はこれにしよう と手に取る。

「キッチン」は 身の回りの人を失って孤独になった二人の話だった。孤独って怖いものだなあ、とらわれてしまうと 自分じゃどうしようもなくなるなあ。と思った。

家に帰っても一人ぼっち
休日誰にも会わない
つらつらネットばかり見ている1日
誰とも話をしない1日


そんな小さな孤独がわたしはすごく耐えられない。昔からずーっと苦手なものだ。
主人公は本当に一人になってしまう寸前になって「これじゃあダメだ」とものすごい行動力で、引き止めた。強いなと思った。私にはそんなことができるだろうか?

一人ぼっちになりそうになって、ほんとうにつらくてしょうがないときに、どこかに旅に出たいという気持ちがすごく共感できた。